【イラストと語呂合わせで】『十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)』の覚え方!

漢方
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皮膚疾患に作用する漢方である
『十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)』をイラストと語呂合わせで覚えていきましょう!

 

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作用についての説明文も載せましたが
イラストに記載したキーワードだけ覚えていれば十分試験には対応できると思います。
※作用については厚労省『試験問題の作成に関する手引き』より引用

 

 

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『十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)』のイラストと語呂合わせ

『十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)』皮膚疾患に作用する漢方です。

 

 

※イラスト内の『作用』は覚えるキーポイントとなるものだけを記載しています。
※イラスト右上の「カ」「マ」「ダ」のマークはそれぞれカンゾウ・マオウ・ダイオウの有無を表しています。

 

 

語呂合わせ

十敗したから毒水が使用可能。

 

 

 

プロレスに毒霧ってありますよね。
あのイメージで。

 

 

説明

体力中等度なものの皮膚疾患で、発赤があり、ときに化膿するものの化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期、蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、水虫に適す。

 

 

不向き

体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸が弱い人では不向きとされる。

 

 

注意

短期間の使用に限られるものではないが、化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期、急性湿疹 に用いる場合は、漫然と長期の使用は避け、1週間位使用して症状の改善がみられないときは、いったん使用を中止して専門家に相談がなされるなどの対応が必要である。

 

 

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十味敗毒湯の出題例(過去問より)

過去に出題された問題から『十味敗毒湯』に関連した問題です。
実際の試験でどういう風に出題されるのかがわかると覚えるべきポイントが掴みやすいと思います。
軽い腕試しにもどうぞ。
※『解答はここをクリック』を押すと解答と簡単な解説・関連リンクが表示されます。

 

●アレルギーの治療に使用される漢方処方製剤に関する記述のうち、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。

a 小青竜湯は、体力中等度以上で口渇があり、尿量少なく、便秘するものの蕁麻疹、 口内炎、皮膚の痒みに適すとされている。
b 消風散は、体力中等度以上の人の皮膚疾患で、痒みが強くて分泌物が多く、とき に局所の熱感があるものの湿疹・皮膚炎、蕁麻疹、水虫、あせもに適すとされている。
c 十味敗毒湯は、比較的体力があるものの鼻づまり、蓄膿症、慢性鼻炎に適すとされている。
d 辛夷清肺湯は、体力中等度以上で、濃い鼻汁が出て、ときに熱感を伴うものの鼻 づまり、慢性鼻炎、蓄膿症に適すとされている。

1(a、b) 2(a、c) 3(b、d) 4(c、d)

※R2奈良エリアより出題

正答:3(b、d)
a 誤り。記述は、茵蔯蒿湯の内容。▶小青竜湯
b 正しい。▶消風散
c 誤り。記述は葛根湯加川芎辛夷の内容。
d 正しい。▶辛夷清肺湯

 

 

 

●以下の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適するものはどれか。

比較的体力のあるものの鼻づまり、蓄膿症、慢性鼻炎に適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸が弱い人、発汗傾向の著しい人では、悪心、胃部不快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。

1 葛根湯加川芎辛夷
2 当帰飲子
3 消風散
4 十味敗毒湯

※R2中国エリアより出題

正答:1葛根湯加川芎辛夷
参考:当帰飲子消風散

 

 

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まとめ

漢方は種類が膨大な上、作用や注意事項・副作用など覚える内容も多く
登録販売者の学習範囲の中でもかなり大変な分野です。

 

 

しかも漢字は難しくて読みにくく、馴染みのない言い回しばかりでまったく頭に入ってこない。

 

 

今回ご紹介したのは
わたしが試験勉強中に「どうにかして記憶にねじ込もう」と試行錯誤した中でできた
イラストと語呂合わせです。

 

 

ちょっと無理矢理なところもありますが、
「なにこれ」と笑いながら楽しく見ていただければ幸いです。

 

 

ぜひご活用ください!

 

 

 

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この記事を書いた人
もじゃこ

もじゃこです。登録販売者に独学2か月で合格しました。その他、簿記・宅建士・ビジ法2級などを取得しています。勉強は楽しく効率よく。
穏やかな日々のためにせっせと生きています。

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