排尿異常に作用する漢方である
『八味地黄丸(はちみじおうがん)』をイラストと語呂合わせで覚えていきましょう!
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作用についての説明文も載せましたが
イラストに記載したキーワードだけ覚えていれば十分試験には対応できると思います。
※作用については厚労省『試験問題の作成に関する手引き』より引用
『八味地黄丸(はちみじおうがん)』のイラストと語呂合わせ
『八味地黄丸(はちみじおうがん)』は排尿異常に作用する漢方です。
※イラスト内の『作用』は覚えるキーポイントとなるものだけを記載しています。
※イラスト右上の「!カンゾウなし」のマークはカンゾウ・マオウ・ダイオウのいずれも含まないことを表しています。
語呂合わせ
驚いて目がかすむ。尿漏れもしてしまった。

ハリーポッターの百味ビーンズ(グミ)を思い出します。
八味ビーンズ(丸)…。
説明
体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく、尿量減少又は多尿でときに口渇が あるものの下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、痒み、排尿困難、夜間尿、頻尿、む くみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)、尿漏れに適す。
不向き
胃腸の弱い人、下痢しやすい人では、食欲不振、胃部不快感、腹痛、下痢の副作用が現れるおそれがあるため使用を避ける必要がある。
のぼせが強く赤ら顔で体力の充実している人では、のぼせ、動悸等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。
八味地黄丸の出題例(過去問より)
過去に出題された問題から『八味地黄丸』に関連した問題を集めました。
実際の試験でどういう風に出題されるのかがわかると覚えるべきポイントが掴みやすいと思います。
軽い腕試しにもどうぞ。
※『解答はここをクリック』を押すと解答と簡単な解説・関連リンクが表示されます。
●次の記述に当てはまる漢方処方製剤として、最も適切なものを1つ選びなさい。
体力に関わらず、排尿異常があり、ときに口が渇くものの排尿困難、排尿痛、残尿感、 頻尿、むくみに適すとされる。
1 八味地黄丸
2 竜胆瀉肝湯
3 猪苓湯
4 牛車腎気丸
※R2奈良エリアより出題
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まとめ
漢方は種類が膨大な上、作用や注意事項・副作用など覚える内容も多く
登録販売者の学習範囲の中でもかなり大変な分野です。
しかも漢字は難しくて読みにくく、馴染みのない言い回しばかりでまったく頭に入ってこない。
今回ご紹介したのは
わたしが試験勉強中に「どうにかして記憶にねじ込もう」と試行錯誤した中でできた
イラストと語呂合わせです。
ちょっと無理矢理なところもありますが、
「なにこれ」と笑いながら楽しく見ていただければ幸いです。
ぜひご活用ください!
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