喉の痛みに作用する漢方である
『白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)』をイラストと語呂合わせで覚えていきましょう!
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【登録販売者】漢方のイラスト・語呂合わせまとめ
作用についての説明文も載せましたが
イラストに記載したキーワードだけ覚えていれば十分試験には対応できると思います。
※作用については厚労省『試験問題の作成に関する手引き』より引用
『白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)』のイラストと語呂合わせ
『白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)』は喉の痛みに作用する漢方です。
※イラスト内の『作用』は覚えるキーポイントとなるものだけを記載しています。
※イラスト右上の「カ」「マ」「ダ」のマークはそれぞれカンゾウ・マオウ・ダイオウの有無を表しています。
語呂合わせ
まだ熱いけど、喉渇いてるので…。
人参湯、おいしくはなさそうですが
すごい喉が渇いていたらいけそうな気がします。
説明
体力中等度以上で、熱感と口渇が強いものの喉の渇き、ほてり、湿疹・皮膚炎、皮膚のか ゆみに適す。
不向き
体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸虚弱で冷え症の人では、食欲不振、胃部不快感等の副作用が現れやすい等、不向き。
白虎加人参湯の出題例(過去問より)
過去に出題された問題から『白虎加人参湯』に関連した問題を集めました。
実際の試験でどういう風に出題されるのかがわかると覚えるべきポイントが掴みやすいと思います。
軽い腕試しにもどうぞ。
※『解答はここをクリック』を押すと解答と簡単な解説・関連リンクが表示されます。
a トローチ剤は、有効成分が口腔内や咽頭部に速やかに行き渡るよう、噛み砕いて使用されることが望ましい。
b 噴射式の液剤では、息を吐いたり、声を出しながら噴射すると、有効成分が口腔内や咽頭部に行き渡らないおそれがあるため、息を吸いながら噴射することが望ましい。
c 含嗽薬は、水で用時希釈又は溶解して使用するものが多いが、調製した濃度が高いほど十分な効果が得られるとされる。
d 白虎加人参湯は、体力中等度以上で、熱感と口渇が強いものの喉の渇き、ほてり、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみに適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸虚弱で冷え症の人では、食欲不振、胃部不快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。
a b c d
1 誤 誤 誤 正
2 正 正 誤 正
3 誤 正 正 誤
4 正 誤 正 誤
5 誤 誤 誤 誤
※R1 首都圏エリアより出題
a 誤り。トローチ剤は口中で噛まずにゆっくり溶かすように使用する。
b 誤り。噴射式の液剤は軽く息を吐いたり声を出しながら噴射することが望ましい。
c 誤り。調製した濃度が濃すぎても薄すぎても効果が十分得られない。
d 正しい。
●口腔咽喉薬およびうがい薬(含嗽薬)に配合される生薬成分および漢方処方製剤に関する記述について、誤っているものはどれか。
1 ラタニアは、クラメリア科のクラメリア・トリアンドラおよびその同属植物の根を基原とする生薬で、咽頭粘膜をひきしめる(収斂)作用により炎症の寛解を促す効果を期待して用いられる。
2 駆風解毒散および駆風解毒湯は、体力に関わらず、喉が腫れて痛む扁桃炎、扁桃周囲炎に適すとされる。
3 白虎加人参湯は、虚弱で、熱感と口渇が強いものの喉の渇き、ほてり、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみに適すとされる。
4 響声破笛丸は、体力に関わらず、しわがれ声、咽喉不快に適すとされる。
※H30近畿エリアより出題
1 正しい。
2 正しい。▶駆風解毒散
3 誤り。白虎加人参湯は、「体力中等度以上」。虚弱な人、胃腸虚弱で冷え症の人では、食欲不振、胃部不快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。
4 正しい。▶響声破笛丸
▼その他『喉の痛みに作用する』漢方
【登録販売者】イラストと語呂合わせで覚える『喉の痛みに作用する漢方』
まとめ
漢方は種類が膨大な上、作用や注意事項・副作用など覚える内容も多く
登録販売者の学習範囲の中でもかなり大変な分野です。
しかも漢字は難しくて読みにくく、馴染みのない言い回しばかりでまったく頭に入ってこない。
今回ご紹介したのは
わたしが試験勉強中に「どうにかして記憶にねじ込もう」と試行錯誤した中でできた
イラストと語呂合わせです。
ちょっと無理矢理なところもありますが、
「なにこれ」と笑いながら楽しく見ていただければ幸いです。
ぜひご活用ください!
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