登録販売者試験に合格したもじゃこです、こんにちは。
登録販売者の勉強をこれから始める皆さん、もしくは既に取り組んでいる皆さん
『勉強のスケジュール』ってたててますか?
勉強のスケジュール作りって、実はめちゃくちゃ大切です。
わたしの勉強期間は2か月とかなり短い期間だったのですが
それでも独学で一発合格できたのは
勉強計画を事前にたてて無駄なく漏れなく勉強できたから。
特にこんな方はスケジュールを作るかどうか次第で勉強効率がぐぐっと変わります。
・勉強が久しぶり
・忙しくて勉強時間が確保しにくい
・試験までの期間が少ない
スケジュール作りといってもギッチギチのガチガチの予定を組む必要はありません。
こんな感じで勉強していこう、ここに時間をかけられるように、この部分ははやめに終わらせられるようにしよう、直前はこれをやろう、というざっくりふんわりとした予定を立てるだけなので5分くらいで終わります。
でも、この5分が合否を揺るがすんですよ…!
そんなわけで、今回は
- 勉強スケジュールの作り方
- 気を付けるべきポイント
- 勉強スケジュールの管理に便利なグッズ・アプリ
- 実際にわたしが2か月で合格するまでの勉強スケジュール
をご紹介します。
「無駄なく効率的に、最短ルートで」合格を目指しましょうーーー!
なぜスケジュール作りが重要なのか?
まず、なぜスケジュール作りが重要なのかということなのですが
単純に道筋が見えていないと、ゴールにはたどり着けないからです。
登録販売者に合格するためにはやるべきことがたくさんあります。
分厚いテキスト、何百問も詰まった問題集、何年分やればいいかわからない過去問。
しかも1度解けば覚えられるわけではないので、何度も繰り返し解きなおし、知識を定着させなければなりません。
うわ、これ、ほんとに終わるの…?
て感じがしますよね。道筋険しすぎ。
しかし『試験日』というゴールに向けて、やれることはすべてやりきらねばなりません。
やりきるために、何に時間をかけてどう勉強していくのか。
自分の性格や生活スタイルだとどれくらい勉強ができるのか。
これを知って計画をたてておくことで
効率よく、無駄なく、漏れなく勉強することができます。
さらに、スケジュールを確認しながら勉強を進めることで、『今、自分がどこまでできているのか』という自分の立ち位置を確認することができます。
つまり勉強のスケジュール作りは『合格への最短ルート』を作ることなのです。
そもそも何か月前から勉強を始めたらいいんだろう…と思っている方はこちらもどうぞ。
▼【2か月でも受かった】登録販売者の勉強はいつから始めるのがベストか
①やるべきことと残された時間・期間を把握して、無駄なく漏れなく勉強するため
②『今、自分がどこまでできているのか』という自分の立ち位置を確認するため
スケジュールの立て方と気を付けるべきポイント
スケジュールを立てた方がいいというのはわかっているけど、どう立てたらいいかわからない、立ててみたけどその通りに全然進まない、と悩む方がほとんどだと思います。
スケジュールはポイントさえわかっていれば簡単。
ざっくりたてて、あとは実際に勉強を進めながら修正していくだけです。
5分くらいでさくっと作っていきましょう。
勉強スケジュールを立てるポイントはこんな感じです。
・試験までの残り期間や、勉強にあてられる時間を把握する
・試験日から逆算して、ざっくりと予定を立てる
・ギチギチに詰めず、「余白」を作る。
・勉強を進めながら、修正していく。
・計画通りに進まなくても自分を責めない、原因を考えてまた修正する
試験までにやるべきことを書きだす。
まずは「何を」「どれくらいの量」やらないといけないのか把握するところからです。
登録販売者の勉強だとこのあたりがやるべきことですよね。
・テキスト
・問題集もしくは過去問題集
・過去問
これだけだとイメージしづらいので、実際にテキスト・問題集を開いてみて、
テキストが何章まであって、問題集や過去問がどれくらいのページ数があるのかなどざーっと把握します。
この時点で、このあたりは難しそうだな、このあたりはわかりやすそうだな、こういう雰囲気の問題が出るんだな、ということがぼんやりとわかると思います。
さらに、思ったよりあるな、頑張らないとまずいな、終わるかな、と危機感が生まれます。
この危機感は勉強のやる気に繋がるので、大切にしていきましょう。
まだテキストや問題集などを購入していない方は
実際に目にしないとイメージしづらいと思うのでとりあえずまずはテキストと問題集をそろえましょう。
おすすめはこちら
▼【独学2か月で合格】登録販売者におすすめのテキスト&過去問題集!
何に一番時間をかけるかを決める
次は、何に一番時間をかけるか(もしくは何に一番時間がかかるか)を決めます。
これはおそらく誰もが共通で
問題集もしくは過去問題集、過去問になると思います。
問題演習をしていくうちに、苦手な分野や覚えにくい単元などが出てくるので
具体的にどの章や分野に時間をかけるかなどは勉強を進めながら調整していきます。
ちなみに過去問は解き方・使い方が結構大事です。この方法にしてから資格試験は負けなし。
▶登録販売者の試験勉強はとにかく過去問!合格ラインに押し上げる解き方・使い方
試験までの月数(日数)、自分が勉強にあてられる時間を把握する
試験まであと何か月あるでしょうか?
残りの月数、日数をはっきりさせておきましょう。
ちなみにわたしはこの時に、自分が試験日を間違えて覚えていることと、勉強期間が残り2か月しかないということに気づきました。はーびっくり。
それでもちゃんとスケジュール立ててやれば受かるので安心してください。
必死でしたけど…!!!!!
アプリで管理すると楽です。
こちらはわたしが使っていたカウントダウンアプリ。
iphone用しかなかったのですが、カウントダウンができればどのアプリでも。
こんな感じで試験日までの残り日数を画面に表示させておくと、スマホを開くたびに目に入るので便利。勉強中ついついスマホをいじってしまいそうになっても、「あ…遊んでる場合じゃない……」と正気に戻って勉強を再開させることができます。
また、自分が勉強にあてられる時間はどれくらいかもざっくり考えておきましょう。
休日なら〇時間
この時点で思ったよりも勉強にあてられる時間が少ない、と思ったら
朝仕事に行く前や昼休み、細かい空き時間を使うなど工夫をしていく必要がありそうです。
あと実際は仕事で遅くなったり疲れたりして予定通り勉強できなかったり
集中できなくて進まなかったりということがあるのでこの時間は
スケジュールを作るための『ただの目安』として捉えてください。
わたしも「休日は10時間くらい勉強できるでしょー!」とか思ってましたが、一回もそんなに勉強できたことありませんでしたね…。
試験日から逆算して、ざっくりと予定を立てる
スケジュールは、試験日から逆算してざっくりと立てていきます。
イメージとしては
②その他の期間に残りのことをあてる
例えば今が7月で、試験日が10月中旬だとしたら
・一番時間をかけたいのは過去問題集
・過去問題集に最低2か月はかけたいから、8月中旬には始めないといけない
・一応余裕をもたせて、8月から過去問題集をやり始めよう
・7月中にテキストやテキストについているミニ問題を解くようにしよう
↓ これを踏まえて… ↓
<ざっくりスケジュール>
7月:テキスト、テキスト付属のミニ問題
8月~試験前日:過去問題集
という感じですね。
過去問などの問題演習にどれくらい時間をかけるべきかというのは悩むところですが
登録販売者の試験なら最低2か月はほしいです。
仕事や家事育児で勉強に時間をあまり割けない方なら、3か月くらい。
試験で問われる論点自体はそこまで難しくありませんが、
暗記の要素が強く、漢方や医薬品など耳慣れないものが多いので覚えるのに時間が必要なんですよね。問題は1回解いただけでは身につかないので、繰り返し、できれば3周以上はまわしたいと考えると、2~3か月くらいあれば余裕をもって取り組めるかなと思います。
わたしは試験まで2か月しかなく、過去問にそこまで多くの時間をかけられなかったので漢方など苦手分野はイラストや語呂合わせを駆使して頭にねじこみました。その時のイラスト・漢方はこちら。
▶【登録販売者】漢方のイラスト・語呂合わせまとめ
ギチギチに詰めず、「余白」を作る。
どれだけ綿密な予定を組んでいても、想定外は起こるものです。
1週間に1日分くらい、何の勉強の予定もいれない余白の日を作って調整できるようにおきましょう。
その余白は他の日にやりきれなかったことをやったり、予定がおしてしまった時などにあてるバッファとして使います。
残業があった、子供が風邪をひいて余裕がなかった、疲れて寝てしまった、やる気がでなかった、気になる人にデートに誘われた…まったく勉強できない日があってもおかしくはありません。
予定をギチギチに詰めていると、1日何もできなかっただけで計画が破綻してしまいます。
計画が破綻すると、「あ、もういいや」とやる気がふっとびます。
プレッシャーにもなりますよね。
「やらなきゃいけないのに、できなかった」「こんな状態じゃ不合格になってしまう」と自分を責めて追い込まれて、焦ってしまうとかえって集中力も削られてしまいます。
もし計画通りにできて、余白の日がそのまま余ってしまったら、そこはまた勉強にあてればOK。「今週は計画していた以上に勉強できたな!」という自信に繋がります。
わたしは平日は「まぁこれくらいはできるだろう」と思う勉強時間・量の8割くらい、休日は土日どちらかの午後を余白として計画をたてていました。実際に取り組んでみてもこれくらいがちょうどギリギリこなせる内容でした。事前の「これくらいできるだろう」という自分の予測がいかに過大評価だったかわかります…。
自分が何にどれくらい時間がかかるのかを把握する。
計画たてろって言われても、テキストがどれくらいで読み終わるのかもわからないし、問題集が1時間でどれくらい進められるかもわからないからイメージできない…という方も多いと思います。
日頃から資格試験をよく受けているような人でもない限り
何の勉強にどれくらい時間がかかるか正確にイメージできる人はいないですよね。
わたしは資格をとるのが趣味みたいなものなので1年中なにかしらの資格の勉強をしていますが、それでもやっぱりテキストがどれくらいで読めるか、1日何ページ問題集を進められるかはなんとなくしかわかりません。そして実際やってみると全然違うなんてこともしょっちゅうです。
じゃぁどうやって計画をたてるかというと
とりあえずちょっとやってみます。
先にスケジュール作れって言ったじゃんコイツ!!と思うかもしれませんが
試しにやってみた方がイメージがつかめるので、計画が立てやすいです。
例えば「1か月でテキストを読み終えよう」とざっくり予定をたてたら
試しに2~3日テキストを読んでみて、
・1日にどれくらい進んだか
・1時間でどれくらい進んだか
などをチェックします。
最初のうちは自分がどれくらい集中して勉強できるか、1日にあてられた勉強時間がどれくらいだったかもメモしておきましょう。わたしは常にスマホで時間をはかるようにしています。
2~3日やってみるとだいたい自分がどれくらいの量をどれくらいでできるのかがわかってくるので、1日あたりの具体的な目標をたてます。
問題集などをやるときも同じです。2~3日やってみて、1日あたりどれくらい進めるかをチェックします。ここで、あまりにも進みが遅かったり勉強時間が少ないようであれば、勉強に集中できているか、他に勉強にあてられる時間を作ることはできないかなど問題点を探して工夫していきます。
わたしの隙間時間の使い方はこちらで。
▶【登録販売者】点数を底上げする『隙間時間』勉強法。細切れ学習でで10点アップ!
勉強を進めながら、修正していく。
スケジュールは勉強を進めながらどんどん修正していきます。
やっていくうちに、時間をかけたいと思う場所が変わったり、新たに苦手な分野が出没したりして当初の計画通りとはいかないことの方がほとんどです。
無理に最初にたてた計画を守ろうとせず、臨機応変に変えていくことを意識しながらやっていきましょう。
計画通りに進まなくても自分を責めない、原因を考えてまた修正する
勉強が計画通りに進まなくても、自分を責めたりしないようにしてください。
今日も昨日もノルマが達成できなかった、全然予定通りできてない、どうしよう…と焦る気持ちはどうしてもあると思いますが、『計画通りに進まない=間に合わない、受からない』ではありません。
そういう時は、計画通りに進まなかった原因に目を向けましょう。
・学習内容が難しくて、理解に時間がかかったから?
・仕事の帰りが想定していた以上に遅くなったから?
・断れない飲み会があったから?
・いまいち集中できなかったから?
・つい漫画を読んでしまったから?
原因がわかったら、計画を修正して進みなおせばOK。
・集中できない、サボってしまった→どうしたら集中できるかを考える
集中できない、サボってしまう問題にはわたしも苦労したんですが
アプリの力を使うとおもしろいくらい勉強時間が伸びます。
▼【登録販売者】集中力と勉強時間を劇的に伸ばすアプリ+グッズ
2か月で独学合格したスケジュール
わたしが登録販売者を受けたときの勉強スケジュールはこちら。
ちなみに知識ゼロ、経験ゼロからのスタートです。
初日~2週間 テキストを1周読む+テキストについている問題を解く
2週間~1か月半 過去問題集を解く+苦手な分野の重点学習(動画・音声など)
1か月半~試験前日 自分が受けるエリアの過去問を解く(3年分)+苦手な分野の重点学習(動画・音声など)
平日:1~3時間
休日:4~5時間
正直なところ、登録販売者の試験は合格率も高いのでかなりなめていました。
なので勉強当初の計画では過去問にかける時間は1か月くらいで十分でしょ!と思っていたのですが、テキストを読み始めたら思っていた以上に暗記が多く、これまで触れたことのない医療系の知識は驚くほど入ってこない…!
そこでテキストを読むスピードをあげて、予定より多めの1か月半を過去問にあて
頭に入りにくい医薬品や漢方については空き時間でちょこちょこ知識を積み上げていくという作戦を変えました。
▼苦手な分野はメモにして隙間時間にチラッとみる戦法
【登録販売者】独学一発合格したわたしの『まとめノート』の使い方
過去問題集は3回くらい解いて、よく間違える問題はさらに繰り返し。
過去問題集で徹底的に知識をつけて
苦手な部分は隙間時間に動画や音声などを聞きながら補完して
残り2週間になったところで実力試しとして自分が受けるエリアの過去問を3年分解いたって感じですね。
ちなみに使った過去問題集はこちら。
▼過去問題集
テキストは最初の2週間でざざっと読んだだけで
後は問題を解くたびにテキストで内容を確認するという辞書的な使い方をしていました。
テキストはこちらを使いました。
▼
※2020年から見た目が変わってこんな感じになっています。
あと1か月余裕があれば、過去問題集をもう2~3回解きなおして
受けるエリアの過去問ももう2~3年分追加でやりたかったかなぁという感じですが
やるべきことは十分にできたかな!と満足して試験に挑めました。
苦手な分野の重点学習に使う動画・音声はこちらがおすすめ。
▶【オンスク.JP】
通信学習なのでお金がかかってしまうのですが、月単位の定額サービスなので使いたい期間だけ都合よく使えるのが便利。すべてオンラインなので、テキストや問題集が家に届くこともなく、すぐに使い始められます。
まとめ
資格試験に合格するためには勉強スケジュールを立てるのは必須。
特にわたしと同じように独学の場合、誰かが管理してくれるわけではないので自分でしっかり「今どこまでできていて、これからどれだけやらないといけないのか」を把握していかないといけません。
スケジュールを立てるメリットは
- やるべきことを把握できる
- 今自分がどこまでできていて、これからどれだけやる必要があるのかわかる
- 危機感を持って勉強できる
- 直前になって焦らなくてもよくなる
特に勉強を始めたばかりの頃って、まだ試験まで時間があるのでなんとなくゆるゆるしてしまいがちですよね…。直前になってめちゃくちゃ焦って、夏休み最終日かな?てくらい詰め込んだ勉強をやるのは精神的にも体力的にもかなりキツイです。
スケジュール作りのポイントをまとめると
- 試験までにやるべきことを書きだす
- 試験までの残り期間や、勉強にあてられる時間を把握する
- 試験日から逆算して、ざっくりと予定を立てる
- ギチギチに詰めず、「余白」を作る。
- 勉強を進めながら、修正していく。
- 計画通りに進まなくても自分を責めない、原因を考えてまた修正する
アプリやグッズを使いながら勉強すると、達成感を感じながら楽しく勉強を進められますよ。
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楽しく、効率よく合格を目指しましょう☆
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