登録販売者試験に合格したもじゃこです、こんにちは。
完全独学、勉強期間2か月でした。受かってよかった!
今回は登録販売者試験の勉強について
・今の勉強法でちゃんと受かるかどうか不安
という悩みを抱えている方に向けて
- 『登録販売者の勉強は過去問に始まり過去問に終わる(あとちょっとテキスト)』
- 『過去問は解き方と使い方がめちゃくちゃ大事』
というお話です。
『過去問が大事』ということは合格者の誰もが言っていることだと思いますが
だたひたすら千本ノックのように解けばいいというわけではありません。
確実に力をつけるためには、解き方、使い方がめちゃくちゃ大事!!!
どうせなら効率よく、最短ルートで受かりたいじゃないですか…
そのためにも、過去問をフルに使っていきましょう。
▼おすすめのテキスト・過去問題集はこちら
【独学2か月で合格】登録販売者におすすめのテキスト&過去問題集!
登録販売者の試験勉強はとにかく過去問!過去問過去問!!!
わたしは資格の勉強が好きで、登録販売者の他、AFP・簿記2級・宅建士・ビジネス実務法務検定2級などを取得していますが、どの資格試験の勉強においても最も大切だと思うのは
『とにかく過去問!!!!!』です。
テキストももちろん大切ですが、一番時間をかけるべきところはやっぱり過去問です。
過去問を重点的に解くことで
・問われるポイントを知る
・アウトプットの繰り返しで記憶が定着する
・「覚えたつもり」「わかったつもり」を見逃さない
ことができます。
テキストをいくら読んで理解したつもりになっていても
実際問題を解いてみると全然解けない、なんてことありますよね。
試験独特のまどろっこしい言い回しにも慣れておかないと「知識があっても何を問われているのかわからず、解答できない」なんて事態も起こりえます。
とにかく問題を解く!覚える!解く!覚える!
この繰り返しです。
過去問は『いつから』『何を』『どれくらい』やるべき?
いざ過去問をやるぞ、と意気込んだところで出てくる問題は
・どんな過去問を、どれくらいやったらいいか
ということ。
これについては
- 過去問を解くのは『勉強を始めたら、できるだけはやく』
- 『1冊』を『徹底的に』やる
のがポイントです。
▼そもそも勉強はどれくらい前から始めたらいいかというと
【2か月でも受かった】登録販売者の勉強はいつから始めるのがベストか
過去問を解くのは『勉強を始めたら、できるだけはやく』
過去問を解き始めるタイミングは、『勉強を始めたら、できるだけはやく』です。
具体的には
- テキストをざーっと読む(1~2週間程度)
※ミニテストがついていたら解く - 過去問にとりかかる
というスケジュールが理想的です。
知識ゼロから過去問を解くよ!という勉強法もありますが、わたしは全体像を把握していないとその後の理解に時間がかかって苦労するので、流し読み程度に読んでいます。
・たいして知識もない状態で問題を解いても意味がないんじゃないの?
・解けないのに過去問をやるのはストレスがたまる…
と思うかもしれませんが
やっぱり内容が知識としてちゃんと定着する時って、問題を解いた時(アウトプットした時)なんですよね。
最初は全然わからなくて、勉強がつまらなくなってしまうかもしれませんが
何回かやるうちに必ず解けるようになります。
『正解できなくて当たり前、覚えるために解いてる』と思いながら過去問に取り組むと気持ちが楽ですよ。
『1冊』を『徹底的に』やる
過去問は『1冊』を『徹底的に』やります。
たくさん問題を解いておきたい!と何冊か過去問や問題集を買いたくなる気持ちもわかりますが、手を出すものが多ければ多いほど、『浅く』なってしまいます。
登録販売者の試験は暗記が多いので大変ですが
出題される内容の範囲自体はそこまで広くはありません。
1冊の過去問題集を、解説やテキストを使いながら丁寧に何度も繰り返し解く。
これだけで十分合格ラインにのれるだけの知識がつくはずです。
過去問をやる目的は「ただ問題を解くこと」ではなく「知識を定着させて、使えるものにすること」なので、1冊を徹底的に何度も解きましょう!
おすすめ過去問題集
実際にわたしが使っていた過去問題集はこちら。
▼過去問題集
・解説が充実している
・解説が取り外せて、勉強しやすい
右に問題、左に解説というタイプの一問一答式がいい!という方にはこちらがおすすめ。
▼一問一答形式で解きやすい
こちら、人気ですね。
「過去問題集」ではなく「問題集」となっていますが
過去5年分の過去問から重要・頻出問題をピックアップして作成した問題集なので、重要な論点を効率的に勉強できるのがいいところ。
一気に合格ラインへ!過去問の解き方、使い方
過去問は一冊を徹底的にやる、とお話しましたが
『徹底的に』て何よ?て感じですよね。
具体的にはこんな感じでやっていました!
・解説を読んで理解しきれなかったところ、知識が曖昧だと感じたところは必ずテキストを見る。
・テキストを見る時はついでに前後の内容もチラッと見る。
・書き込みをするのは『過去問の解説欄』だけに絞る。
・間違えたり、曖昧なところはマークを付ける。
・何回も解く。3回~5回。解くのはマークを付けたところを重点的に。
・時間がかかっても気にしない。適当に流して解くことはしない。
・時間を計って1回分を通しで解くのは本番直前に1、2回
これまで受けた資格試験はすべてこのやり方で独学一発合格できたので、いい戦法だと思っています。
一問解いたら解説を見るという一問一答形式で解く
一問解いたら解説を見る、という一問一答形式で解いていました。
理由は
・一気に解いてから後で解説を読むと、疲れていて雑になるから。
一気に問題を解くと、解説を読む頃には問題を解くときにどういうところにひっかかったのかや何がわからなかったのかを忘れてるんですよね…。
あとはたくさん問題を解くと疲れるので、解説を読む時点では「もう疲れた、さっさと読んではやく寝たい」と雑になってしまう。
過去問を解く上で一番大切なのは、解くことではなく理解して覚えることなのに、それが雑になってしまっては効果半減です。
解説を読んで理解しきれなかったところ、知識が曖昧だと感じたところは必ずテキストを見る。
解説を読んで理解しきれなかったところや、知識が曖昧だと感じたところは必ずテキストを見るようにしていました。
特に「ん?これと似ている何かがあったような…」「ビタミンBはこうだけど、他のやつはどうだっけ?」「鼻炎に効く漢方って他にもあったよな…何だっけ…」というぼんやりした疑問は逃さず、必ずテキストで調べます。
本試験に出る問題は過去問に出た問題だけではないので、こういう+αの勉強が本試験の自分を救ってくれます。
あと、解説を読んで「ふーん」と思うより
わざわざテキストを開いて該当の場所を探し出して「あーなるほど」とした方が実感として記憶にも残りやすかったというのもあります。
テキストを見る時はついでに前後の内容もチラッと見る。
どうせテキストを開いたなら、ついでに前後の内容もチラッと見ます。
同じページに書いてあることをささーっと見るくらい。
時々そのまま、「あれ、これはどうなんだっけ」「あれは…」「あ、ここ忘れてたな」と永久にテキストから戻ってこれなくなることもありますが、過去問にある内容以外をおさえるいい機会になります。
あと意外とこういう時にチラッと見ただけの内容が本試験で出題されて、「あの時のわたし、超エライ…!!!!!!」となったりするんですよね…。
書き込みをするのは『過去問の解説欄』だけに絞る。
書き込みをする場合は、過去問の解説欄だけにしました。
スペースが足りない場合は付箋に書き込んで貼り付けたり、メモ用紙に書いて挟んだり。
こんな感じ。
▼過去問題集の解説
書き込みをした=覚えていない、理解が甘い、重要なので
できるだけ一番目にする場所にしておきたいというのが理由です。
適当にテキストに書き込んだりすると、その後書き込んだことすら忘れてもう見ないなんてことも普通にありますからね…そしてそれが出題された時の悔しさといったら。
「あれ何か書き込みしたけど、どこに書いたっけ…?」とあっちこっち探す手間も省けます。
間違えたり、曖昧なところはマークを付ける。
間違えたり、曖昧なところにはマークをつけておきます。
後で復習したり、繰り返し解くためです。
マークは何でもいいですが、わたしは△と×にしていました。
△:一応正答できたけど、曖昧。次に解くときは間違えそう。
まったく間違えなかった問題には何もマークをつけませんが
何もマークをつけないのは『自信を持って解答でき、なぜ正しいか(間違っているか)まで解説できる』という時だけ、という高めのハードルを設けていました。
まぁほぼすべて△と×ですね…。
繰り返し解くので、そのたびにまた間違えたり曖昧だったら△、×とマークを追記していきます。
×や△がたくさんついている問題が『苦手』『まだ覚えられていないところ』と一目でわかるので、復習しやすくなります。
何回も解く。3回~5回。解くのはマークを付けたところを重点的に。
過去問は何回も解きました。
少なくとも3~4回くらいでしょうか。
1回目はだいたいボロボロですが、2~3回目くらいからまともになってきます。
すべての問題を解いていると時間がかかってしまうので
2回目以降は△や×をつけたところを中心に解いていきます。
解説は解くたびにしっかりと読みます。必要であればテキストも。
何もマークをしていないところも、「その時は解けたけど時間が経ったら忘れている」ということがあり得るので本番前には必ずもう一度解きなおして忘れていないかを必ずチェックします。
時間がかかっても気にしない。適当に流して解くことはしない。
問題を解いて、解説を読んで、必要に応じてテキストも見て…となると正直めちゃくちゃ時間がかかります。
特に初めて過去問を解くときには「これほんとに全部終わるの…?」と不安になるくらい時間がかかりました。
それでも、はやく終わらせようとして適当に流して解くと全然知識がついてきません。ちゃんと解説を読んだりテキストで調べたところはしっかりとした知識がついた実感があるのに、ささーっと解いた問題は全然記憶に残ってないんですよ…。
過去問を解く目的は「ただ問題を解くこと」ではなく「知識を定着させて、使えるものにすること」なので、丁寧にやっていくことが大切です。
スケジュール管理をしっかりしておけば「時間がかかりすぎてやり切れなかった」という事態にはなりませんよー!
時間を計って1回分を通しで解くのは本番直前に1、2回
時間を計って問題を解く練習をしておかないと本番の時間配分が少し心配です。
なので、本番直前に1、2回くらい時間を計って本試験同等の問題を解く練習をしました。
使ったのは自分が受ける都道府県の過去問です。
県のHPから印刷できたのでそれを使いました。
だいたいどこの都道府県でも各都道府県HPから無料でPDFがDLできますよ。
登録販売者試験の場合、時間があまる方が大多数なので時間の心配はあまりしなくても大丈夫そうではありますが、一応!
実際解いてみて、時間が余裕だということがわかったので当日はゆったり自分のペースで取り組むことができました。
まとめ:過去問は「知識を定着させて、使えるものにする」ために何度も解く
過去問ひとつで長々と語ってしまいましたが
これまで数々の資格試験を受けてきて思ったんですよ…
過去問は、何よりも大切!!!!!
そして過去問を解く上で忘れてはならないのは、
過去問を「知識を定着させて、使えるものにする」ために解くこと。
「問題文を見るだけで正答がわかってしまうから、何度も繰り返し解く必要はない」という意見もありますが、勉強をする時は『その問題の正答がわかる』だけでは不十分なんです。
その内容に関連した知識がスラスラ出てくるか
そういったところまで突き詰めていって初めて『知識がついた』といえると思います。
登録販売者の試験の難易度はそこまで高くない…ように見えますが
これまで医療の知識に触れたことのない方や、まったく違う業種の方、わたしのようにスーパー文系ではるか昔に理系科目を離れた方にとっては難しい試験です。
しかし、油断せずひとつひとつ丁寧に取り組んでいけばきっと大丈夫です!
楽しく効率的に合格を目指していきましょう!
<勉強のスケジュール>
▶【いつから始める?】登録販売者の合格に必要な勉強期間
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